【ひとくちメモ】相続における司法書士と行政書士の違い

2016-01-21

司法書士というのは、行政書士さんと比べてとっても知名度が低いのがかなしいところ。

今日も某法務局の登記相談コーナーで、「登記を頼むのは行政書士なの?」という質問をされている方をお見かけしました。

法務局の人が「いや、司法書士です。」と言ってあった後、「へえ…?」という反応をされていて、きっと脳には「誰(というか何)?」という反応が起こっていたように思います。

こんな地味な司法書士ですが、相続手続において、司法書士は、たぶん行政書士さんより使い勝手がいいと思います。

司法書士は不動産の名義変えや、金融機関の預金及び有価証券等の手続きを行うことができます。ちなみに前者の不動産名義書換えは、法務局に申請する手続きで、司法書士のみが、法務局申請の代理人として行えると法律に定められています。

それから後者の預貯金等相続手続きは、法律で定められている「当事者その他関係人の依頼又は官公署の委嘱により、管財人、管理人その他これらに類する地位に就き、他人の事業の経営、他人の財産の管理若しくは処分を行う業務又はこれらの業務を行う者を代理し、若しくは補助する業務(司法書士法施行規則第31条第1号)」に含まれる業務です。

相続人全員の方々から委任をいただいて、銀行等の窓口での手続をしたり、前提として必要な戸籍の収集や必要書類の準備なども行うことができます。

行政書士さんは、上記の業務については、法律のバックボーンがありません。

これはどういうことかというと、仮に委託を受けた業務について損害が発生した場合、司法書士の場合は、法に定められた業務中に発生した損害なので、加入している特殊な損害賠償保険の適用を受けることができます。

もちろん、損害保険は、司法書士が加入していることが要件ですが、弊所では上限に近い金額の保険に加え、さらに財産管理業務に特化した損害保険にも加入していますので、ご依頼される方も安心の度合いが高まると思いますし、私も、もちろん注意義務はつくしますが、さらなる安心をもって業務に取り組むことができています。

 

 

 

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