【ひとくちメモ】ご夫婦間の居住用財産の贈与

2015-10-20

税理士さんからのご紹介で、旦那様が奥様に居住用不動産の贈与をする案件を承り、お客様宅に伺いました。

昨今の相続税法改正等にともない、これらの手続き等含め、将来、財産をどのようにしていくかということに思いを馳せられている方々が増えたと思います。

今回のお客様も、ご体調を崩されたことをきっかけにお考えになられたということです。

夫婦間の居住用財産の贈与は贈与税算定に関し、基礎控除110万円に加え、同じ配偶者に関し一生に一度だけ、2000万円までの控除を受けることができるものです。

ただ、不動産の名義を変える手続きをする際に払う登録免許税は固定資産評価額の2%ですから、比較的大きな金額となります。

このあたりの計算は、税理士さんにご相談されてからお決めになられることをおすすめいたします。

なお、夫婦間の居住用不動産の贈与で、配偶者控除が利用できる基本的要件は、次のとおりです。

(1)婚姻期間が20年超のご夫婦間の贈与であること。

(2)贈与財産が、国内における自己の居住用不動産であること又は居住用不動産を取得するための金銭であること。

(3)贈与を受けた年の翌年3月15日までに、贈与により取得した居住用不動産又は贈与を受けた金銭で取得した居住用不動産に、受贈者が現実に住んでおり、かつ、引き続き住む見込みであること。

余談ですが、私はこのご夫婦間の贈与の手続きが結構好きです。なぜなら、だいたいご夫婦でお会いするのですが、ご主人様の奥様への愛が感じられて、なんだか口元がほころんでしまうのです。これからも末永~くお幸せに!です。

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