【ひとくちメモ】火災保険に対する質権設定

2015-08-25

今朝は、初めてのお客様からご依頼を受けまして(HPをご覧いただいたのでしょうか…聞くの忘れましたが…ありがとうございます!!)、ローンのお借換の手続きで地元の金融機関へ参りました。

金銭消費貸借契約に立ち会うためです。

このなかで、金融機関の方が、興味深いことをおっしゃっていたので、ちょっと備忘録。

ローンをお借りになる際、住宅に掛けている火災保険に対し、銀行が質権を設定するのですが、これはなんのためかというと、融資金の担保である不動産が万が一火災に遭った際、その火災保険金を、優先的に債務の弁済に充てるためのものです。

しかし実際に火災保険金を返済に充てるとしたときに、建替えのための費用の捻出が困難となる可能性があります。

その件について、金融機関の方が、「…こういう契約ではありますが、実際は、質権を実行しようとする際に、お客様から質権を行使されると困るというような書面を提出していただくことによって、実行しないということになります。」と言ってありました。

となると、銀行は不測の損害を甘んじて受け入れるのでしょうか?続きがありました。

「…そして、質権を実行しないこととする場合は、新しく建つ建物について新たに優先的な担保を設定していただくことに同意いただきます。」というしくみでした。

なるほどです。もちろんすべての手続きがそうではなく、もちろん銀行等によって違いもあり、各事案ごとに対処は全く異なりましょうが、こういう処理の仕方が行われているのか、という部分を知ることができましたので、勉強になりました。

重ねて、今般の新しいお客様に感謝です!

 

 

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