【ひとくちメモ】相続放棄の申立ては3箇月が原則。例外は…

2015-06-25

相続放棄の申立てを準備しています。

被相続人には奥さんやお子さんがおられましたが、その方たちが相続放棄をしたことを、被相続人のご兄弟に通知してきたので、ご兄弟の相続放棄の申立てをする案件です。

相続放棄というのは、「相続人を、相続人でないのと同じような立場にすること」の申立てです。

ですから、被相続人の子が相続放棄をしたら、子がいないのと同じような状態になるので、そもそも相続人ではなかった第二順位(親、祖父母)が相続人となり、親や祖父母が亡くなっていたり、親や祖父母も相続放棄をしたときには、第三順位であった兄弟姉妹が相続人となるという流れです。

ところで、相続放棄は、原則、相続開始後3箇月内に申立てをしなくてはなりませんが、通常、相続放棄の申立てをすると、2~3箇月くらいかかるので、第二順位がそのことを知るのは、3箇月を超えてしまいます。

しかし、相続放棄は、相続人が3箇月内に申立てをすることですから、前順位の相続人が相続放棄をしない限り、次順位の人たちは相続放棄をすることができません。

したがって、このような場合、第二順位以下は、3箇月を超えて申立てをすることになりますが、そのことについては、心配なく申立てをすることができます。

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