【ひとくちメモ】成年後見人は必ず選ばないといけないか?

2015-05-18

「判断能力が低下したから成年後見人を選ばないといけないと思う。」というご相談ごとでした。

私の答えは、「必ず選ばなければならないわけではない。」です!

成年後見人は、判断能力が低下した方にかわって、法律行為(契約ごと)や財産管理をします。

つまり、法律行為や財産管理が必要でない方は、選ぶ必要がないのです。

しかし一方で、財産の移動が全くない人、契約ごとが一切不要な人というのはそれはそれでありえませんので、法律的には選任しなければならないということになります。

でも、たとえば、収入は年金で、入所している施設代が年金口座からの引き落としだったりすると、別にあえて誰かがどうこうしなければならないということはないですよね。

もちろん、年金受給の手続きや施設の入所契約や口座引落契約など、本来であればそれらは全て法律行為ですが、すでにそのような仕組み作りがなされているにもかかわらず、あえてその後成年後見人を選んでどうこうというところまでは必要ではない、ということです。

成年後見人は、判断能力の低下した方の身の回りや財産を守るために生まれた制度です。本当に必要なのか、判断できないときはいつでもご相談をば。

 

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