【ひとくちメモ】古い戸籍が廃棄されていたら。

2015-04-24

相続による不動産の名義変えでは、亡くなった方の生まれてから亡くなるまでの戸籍が必要です。

なぜなら、それをもとに、相続人が何人いるかを見ることができるからです。日本の戸籍制度は素晴らしいです。

しかし、おじいちゃん世代の生まれた時代の戸籍は、役所によっては廃棄されていることも少なくありません。

平成22年までは、戸籍から全員が出て行ったり、亡くなったりした場合、その後80年(平成22年以降は150年)で廃棄されてしまうからです。

このような場合、相続人が何人いるかというのは、厳密にはわからない(廃棄されたときに、結婚して子どもを産んだりしているかもしれません)ので、こと不動産の名義変え(相続登記)では、独特の書類を用意します。

それが「他に相続人のないことの証明書」です。

これは、法務局に、相続人全員が、「相続人は私たちしかいませんし、もし万一違っていたとしても、法務局には迷惑かけません。」という上申書のようなものです。

これには皆様の自署とともに、実印&印鑑証明書を要求されます。

通常は遺産分割協議書に兼ねてこの「ないことの証明」を入れることになります。

「ないことの証明」がない場合(ややこし)、登記は通しちゃくれませんのでご注意を!

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