【今日の気づき】相続でもめるかどうかその2

2015-04-17

先日移動中の車内で、ラジオをつけましたら、バンドのアルフィーがトークをしており、ちょうどそのときの内容が、

「…俺は二男坊だから、全然親に期待されてなくてさー、全部古着だったし!」ですとか、

「…だから長男が相続するときに、親の面倒見たりお墓のことしていかないといけないから大変とかっていってたけど、大事にされたんだからそれくらい当たり前だろって思う~」ですとかいう内容で、

その会話は、私がこういう仕事をしていなかったら、ただの長男二男ネタとして受け止めることができたのでしょうが、とてもそういう気楽な思いでは聴けず、途中でラジオを消してしまいました。

先日も書きましたが、相続人が抱く相続財産や被相続人に対する思いというのは、各相続人が生まれてから現在までに、被相続人との間で起きたささいな出来事や、ちょっとしたひとことなどが積み重なったものであって、

人によっては取るに足らない過去の一瞬のできごとが、遺産分割協議を前にして、とても大きなことがらとして浮かびあがってくるようなところがあります。

相続人全員が自署し実印を押した遺産分割協議書を日常的に拝見しているのですが、この各人のご署名実印には、いろいろな思いが混ざっているんだけど、それを乗り越えてまとまったことなんだなあと、重みを感じて見るようになりましたし、仕事をしていくうえで、相続人全員の方の気持ちに配慮するような手続きをとっていかねばと、またひとつ宿題を持ったようなところです。

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