【ひとくちメモ】成年後見人として被後見人の入院・入所契約を行うこと

2019-03-26

私は現在、14名ほどの後見業務をお引き受けしています。

いずれの方々も、お子様がいらっしゃらなかったり、いらっしゃっても遠方等の事情で親御さんの財産管理や契約ごとが難しい方々です。

昨日は、お二人の方について、おひとりは老健施設から老人ホームへの入所手続き、もうおひとりは長期療養型の病院への入院手続をしてまいりました。

老人ホームへの入所手続きは、あわせて介護サービスや介護用品、ケアマネジメントの確認や各担当者の方々への引継ぎ連絡事項があり、事前に大量の契約書についてあらかじめサインしていたものの、それでも1時間超にわたり、会議が行われました。

また、入院契約も、今回は介護病棟での療養生活ということで、同様に各種の契約や医師の説明、その他各部署からのさまざまな対応事があり、こちらは1時間以上経過したあたりで、私の次の予定(17時15分までに法務局に行かねばならないというチキンレース)がかかってしまい、また後日伺うこととなりました。

もうかれこれ10年以上後見業務に携わってますが、入院時や入所時というのはどんなに前もって準備を進めていても、なかなかに大変です。

これら大量の書類は病院や施設という保険制度を利用するそれぞれの枠組みのなかで、また、各種法律や倫理にもとづいて発生するいわゆる説明責任上のものとして、いずれも必要不可欠なものなのだろうとは思いますが、いろいろなリスクを想定したあげく、すごいことになってしまったという感があろうかと思います。

それはともかく、会議の場では専門の方々がご本人の健康と安心の生活のため、さまざまな意見をおっしゃいあいます。

私の立場としては、専門的なことについては口を出さず、基本的にはお任せをして、問題があればすぐに連絡を入れてくださいとお伝えする形で、「何かあったときにはどこに連絡をすればいいのか」「キーマンは誰か」という関係者の方々全員の不安を解消するような立ち位置にいるように心がけています。

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