【ひとくちメモ】給与差押に関する配当金の受領について

2018-05-17

昨年末からお手続きしておりました給与に対する強制執行(差押)事件について、第一回目の配当金額決定のお知らせが裁判所からお客様のもとに届いていました。

この配当金は、給与の支払先(債務者の勤務会社)が、法務局に供託した給与の一部金を積み立てたものを、他の競合債権者と按分していただくことができるものです。

一回の配当金だけでは、債権の全額回収はできないので、これから、数か月に1回ずつこの配当手続きが行われることになりますので、数年がかりということになります。

しかし、給与収入のある債務者であれば、この方法は有効に機能する場合があるため、判決をもらっても泣き寝入りということにはならず、よかったと思っています。

今後の配当手続きについては、ご依頼者(債権者)様のほうでやっていただくことになりましたので、本日裁判所には、裁判書類等の「送達場所の変更届」を提出し、無事終了いたしました。

ちなみに、配当金の受取人が法人(会社等)の場合は、供託金払戻請求書に押印した法人実印にかかる印鑑証明書を添付することになるのですが、今日、法務局に尋ねたところ、管轄内の法人であれば、印鑑カードを添付し供託課で申請することで、無料で印鑑証明書を取得することができるとのことでした!

確かに、債権回収のために、1通450円とはいえ、余計な費用をかけるのはなかなか悔しいものですから、素敵なしくみだと思いました。

Copyright(c) 2018 司法書士 今宿・周船寺法務事務所 All Rights Reserved.