【ひとくちメモ】少額訴訟のデメリットが現実に。

2017-06-14

売掛金の請求訴訟提起について、クライアントと打ち合わせて少額訴訟の申立てをすることにし、某簡裁へ申立てをしたところ、受付の方から、デメリットについては原告に説明されていますかとお話がありましたので、もちろんですと鼻の穴をふくらませてお答えしました。

ちなみに、デメリットの主なものは下記のようなものです。

・金銭請求にしか使えない。

・相手が異議を出したら通常訴訟になる。

・証拠が堅いものでないと不利

・1回で結審され判決がでる。

・3年を超えない範囲で 支払い猶予、分割払いの判決が出ることがある。 etc…

で、このなかのラストの点で、受付の方は、親切にも、「実は、めったにないんですが最近、3年支払猶予の判決が出てしまったのです」と教えてくれました。

今回は私の反省で、備忘録のために記しておりますが、この3年猶予というデメリットについて、私は通りいっぺんに解釈しており、私はあまり深く考察していませんでした。

というのも、少額訴訟で今まで経験したものは、かなり少額のもので、かつ、被告側の財産状況が支払猶予を認めることができるようなものではないことが明らかだったため、重視していなかったということがあります。

しかし今回は被告は個人であり、財産状況は不明であるため、この3年猶予の判決が出ないとも限らないわけです。

受付の方からご教示いただき、クライアントにさっそく説明をし、今回は通常訴訟に切り替えて行うこととしました。

ちなみに、某簡裁は少額訴訟のほうが、期日がなかなか入らず、通常訴訟では、およそ1か月後に期日設定がなされているところ、2か月以上も期日が入らないということがあり、そういう点も含めて利用しなければならないと感じた次第です。

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